肛門科へ行ってきた。痔になったあなたへ贈るバラード。

最近病院に行ったことばかり書いているような気がします。

ということで、とある事情でイボ痔であることが発覚しまして、

すぐさま肛門科へ行ってきました。

まずは行くべき病院をWEBで検索。あ、あった。しかも近い。

この日は土曜日。不安なので、まずは電話連絡。

WEB上では「要予約」とあったけど、電話してみると意外に受付嬢がフランク。

「ホームページに予約必要ってありますけど、直接来ていただいても大丈夫ですから」

直ぐさま僕は病院へ向かった。

病院はとあるビルの1Fにあった。入り口は小さく、まるで開業していないような空気だ。

静かにドアを開いて中に入ると、日焼けした若い受付嬢が待ち構えていた。電話に応対した人だ。

僕は保険証を差し出して、アンケート(症状など記載)に答えて待合室でしばらく待つ。

そこには、60代女性2名、30代おっさん(嗚呼・・・僕もだ)という3名の先客がいて壁掛けテレビの音声が静かに流れていた。

これしかいない・・・。土曜日の病院というのは、普通結構混んでいるものだ。

とは言っても、僕は土曜日に皮膚科くらいにしか行ったことが無いのだが。

そして僕は40分程待っていたのだが、結局午前11時30分頃、たった一人になってしまった。

そうか・・・肛門科というストレートなカテゴリーはあまり需要がないのか・・・。

と業界を憂いていたが、健康が一番だよね! と思ってもみた。

名前を呼ばれて、遂に僕の番になった。

よし! 行くぞ! 勇んで医者と対面する。

医者の机上にはモニターが3台並び、なにやら医療系ソフトが立ち上がっている。

50代くらいのお医者様は、まずは問診から始まった。

痛みは?

血は?

便の柔らかさは?

つらつらと返答すると、目の前のモニターに僕の返答内容が医者の手により打ち込まれて行く。

ブラインドタッチだ。しかも・・・遅い! 早くして! 帰りたいの!

そして日本語だ。あれ? 医者って患者に分からないようにドイツ語で診察内容を記載するんじゃなかったっけ?

時代はまさにインターネット。そうか、ドイツ語のフォントとか入ってないよな、とか考えた。

一通り問診が終わると、医者が正面を向いた。

「では・・・早速見ましょうか」

「はい」

僕はこの時ばかり、覚悟を決めた。全部見せてしまおうと思った。

まずはベットに横になる。膝の下まで下着を下げて、横たわり丸くなる。

これで僕は世界で一番無防備な男となった。

女医さんがお腹のあたりにふわりと毛布をかけてくれる。


無駄なのさ! もう、毛布があろうがなかろうが、無駄なのさ!

どうやらお医者様と女医の2名体制で、僕の中身を覗くらしい。

「肛門の周りに麻酔薬を塗ります」と、女医さん。

おお、あなたが説明するのですか。

そして何か塗られる感触。

「肛門鏡を入れます」と女医さん。

うむ。何か入ってきた。医者が覗いているような、そんな空想を巡らす。

しばらくしてから、ふと医者がこんなことを言う。

「もう少し深くまで覗きますので、手術用の内視鏡を入れます。ちょっと痛いかもしれません。痛かったら言って下さい」

と、銀塗りのフラスコのようなものに、細いライトをセッティングした器具を取り出す。

ちょ・・・ちょっとまて! それ、入るの?! なんかコップくらいの大きさだよ?!

先端は細いけど、その部分、マッキーのマジックペンくらいあんじゃん!!

「はい、いきますよー」

(うぐおあ!)

しばらくぐりぐりされる。

(あだだだだだ!)

「痛かった言ってくださいねー」

(し・・・知っているのさ。ここで痛いって言っても、我慢して下さいね、っていわれるのさ!医者ってそういう人種なのさ!)

そしてぐりぐりに、何だかプラスされた。

指ッッ! 指だこれ!! いだだだだだ! 回している! 内部で回している!

場所を・・・場所を特定するのか!

僕はすっかりなすがままだった。

もう、されるがままの子羊ちゃんだった。

先ほど生まれたばかりの僕は、「もういいですよー」の声と共に、カーテンの向こう側でプルプル立ち上がるのだった。

うう・・・今なら乾電池でも入れられるよ。バッテリーとして吸収できるよ。

診察の結果は、内痔核。つまり肛門内部にあるイボ痔だ。

これは腫れ上がると肛門の外に出て、戻らなくなったりするらしい。

そして激痛に見舞われるそうだ。

うう・・・・。

ということで、この日採血を行い、来週血液検査の結果を見て、そして手術という段取りとなった。

手術といっても患部に直接注射するものから、患部を切り取って縫い合わせるもの(肛門が小さくなるらしいぞ!)もあるらしい。

僕はどちらかというと注射をお願いした。

手術は2週後だ。

それまでの間、薬を塗っておくということで、肛門に入れる注入式の薬をいただいた。

2週間分、28本。朝、昼用だ。
スポイトのような薬剤。
僕はこれを「エネルギー」と名付けた。
$スタジオ超合金 自衛隊とフランス外人部隊と時々ラクガキ。-エネルギー

それと手術前に飲む下剤2錠。
飲む用と、直接肛門に挿入する巡航ミサイルの用な固まり。

これは、炭酸で作られており要冷蔵だ。

肛門内で炭酸が拡散し、便を誘発するそうだ。
僕はこれを「最終兵器」と名付けた。
$スタジオ超合金 自衛隊とフランス外人部隊と時々ラクガキ。-最終兵器

そして飲み薬。痔を抑えるらしい。
お前の名前は「マグナム」だ。
$スタジオ超合金 自衛隊とフランス外人部隊と時々ラクガキ。-マグナム

診察料、約3000円。
薬代、約1500円。

あれ? 薬代、安くない? ボラギノールとか3000円くらいだよね?

おお、痔の人は、今直ぐに病院に行った方が良い!

安いし、完治するし!

是非、行きましょう!

まあ、僕はまだ治っていないのですが。

次回、手術体験をご報告!!